第37期 卒団式

1月31日に無事に第37期生の卒団式が行われました。

 

朝早くから在団生の父母の方が準備をしてくれて、親子試合やストラックアウト大会の後、それまでの和気あいあいとした雰囲気が一転し、厳かに卒団式が始まりました。

 

 

お相撲さんの断髪式ならぬ「脱番式」「離番式」(?)というのでしょうか、卒団生のユニフォームに縫い付けられた背番号に監督がまずハサミを入れていきます。その後、卒団生のお母さんが、最後のハサミをいれて、背番号を取り外しました。外された背番号は、新チームで同じ番号をつける後輩に引き継がれました。ちょっと感動する瞬間です。

 

さらに、「祝電披露」というので、誰かと思いきや、卒団生の一人で5年生の途中でアメリカに渡ったREOくんからの動画メッセージが届いていました。REO君もアメリカでコロナ禍の中で大変な中、野球は続けているようで、とてもうれしい知らせを受け取ることができました!

 

 

卒団生からの記念品として、発電機(バッティングマシーン用)と、マシンボール5ダースが送られました。これでガンガン打ちまくって練習してください!

さらに監督へ、ベビースターラーメンの首飾り(?)と記念メダルがプレゼント。ベビースターって、あの有名な強豪高校の監督みたいじゃないですか!

そして、最後に歌藤監督からのメッセージが、卒団生一人一人へのメッセージはこのホームページと、、サプライズ記念品の中にしたためられていました!

 

そして、式は幕を下ろし、毎回恒例(?)の在団生とその家族のみなさんによる卒団生と父母の送り出しです。リバースはおかげさまで団員も35名を超えて、父母きょうだい合わせると100人近い方が参加してくれていたのではないでしょうか?本当に素敵なセレモニーになりました。

 

卒団式後・・・

 

父母会長とご家族が作製してくれた手作りの卒団生名簿パネル! 今年から卒団生が手書きの名札をかけて行きます。20年使えますから、「Rivers」の真ん中にかかるあたりで誰かがドラフトにかかって・・リバ小屋にTV取材が来る日を待っていましょう!

 

☆★☆ サプライズ記念品!!

さらに、「小1からの少年野球日記」でおなじみの(?)副会長さんが、昨年に引き続き、卒団記念DVDを作ってくれました!ブロガーだけあってさすがのITツール捌きで全卒団生がリバースの活動を振り返れるほんとうに素晴らしい作品です!しかも今年は監督から卒団生ひとり一人メッセージも盛り込まれ、ホームランなどの名シーンの動画もあり!本人はもちろん、特にお父さんお母さんは感涙ものです。これ、製作に数十時間かかってそうなのが容易に想像できます。。ありがとう副会長!ブログはいよいよ中学編へ突入かな!?

 

DVDには卒団生全員の似顔絵入り

 

 

 

ほかにもまるで結婚式の引き出物のような(?)たくさんのこころのこもった卒団記念品が在団生の父母の皆さんのご協力により準備してもらえました。ほとんどが名前入りだったりして、こんなものまでもらって、、、今の子供達って本当に幸せですね・・・本人たち、わかっているのかな・・・?

 

・・・というわけで、卒団生とその家族にとっては長い、しかしあっという間の少年野球生活は華やかに幕を下ろしました。

 

 この一年を思い返すと、コロナ禍に翻弄された野球生活も、楽しさいっぱい、成長もいっぱい、親もいっしょにドキドキもいっぱいでした。それは、感染症に負けずに「存続し続けよう」とする少年野球文化のエネルギーというか、この国とこの地域における野球という文化の基盤の強さをあらためて思い知らされた気がしています。

 一方で子供達は、「仲間もいる、道具もある、グランドもある、けどやりたくても野球ができない」という窮地に立たされました。こんな経験はそうそうできるものでもありませんし、コロナ禍だったからこそ、練習ができる、試合ができる、大会があることの、「当たり前の尊さ」や、なぜスポーツではことあるごとに「ありがとうございました」を言っているのか?「誰に、何に対してありがとうと言っているのか?」を身をもって学習できた貴重な世代だったと思います。誤解を恐れずに言えば、これも感謝すべきことなのかもしれませんね。

 

団員の親として振返ると、この1年は自粛という静止した闇の中から台風の中に放り込まれたようなものでした。ハラハラあり、ドキドキあり、ワクワクもあり、弾けるような歓喜の渦に巻き込まれたこともあれば、他にやり場のない悔しさに襲われもしました。ある時は子供達の期待以上の成長に驚かされ、またある時は、何度言っても思い通りにやってくれない子供にもどかしさも味わったりしました。たくさんの喜びがあり、ほんの少しだけ怒りや哀しみもあり、抱えきれないくらいの楽しみがあった都田リバースでの少年野球生活。だから、こうして終わりの日が近づくと、ちょっぴり涙が出てくるのです。

 

いままでの都田リバースを支えてきてくれたすべての皆さんに感謝します。

そして今後の都田リバースのみなさんが素晴らしい、幸せな少年野球生活を送れますように。

 

そして、「子供に少年野球をやらせてみようかな?」と考えている皆さん、是非都田リバースに見学・体験に来てください!いつでもお待ちしています!